先日改訂された ミッションステートメントの中に、

「自分の頭で考え、オリジナルを創りだす」

とありますが、日高がブログに書いているとおり

オリジナルを創りだすことができる会社になることができれば、

それは大変な競争優位になります。

逆に、ネットサービスは2番煎じや既存のサービスを

下回るものは見向きもされない世界へと日々変遷してます。

ユーザーのリテラシーが上がれば上がるほど、

ネット環境の利便性が高まれば高まるほど、
最高のサービスや真新しいサービスを見つけるのが容易になり、
それ以外のものは使い慣れたものを除けば必要なくなるからです。

つい数年前までは、実際アメリカのサービスを

いち早く真似ることが成功を左右していましたが、
現在は世界同時進行でネット産業は発展途中であり、

いち早く真似るべきサービス自体がほとんどなくなりました。

二番煎じは意味がなく、アメリカにいち早く真似をするものも無い、
ネットビジネスはそんな状況です。

なのに未だ日本国内は、
海外で流行ったサービスの後追いや、

現在儲かっているサービスの2番煎じ事業に、

資金とメディアの注目が集まり評価されるという雰囲気にあります。


実はそんな逆境下に置かれている我々は、空気感に惑わされぬよう、
少なくともマインド面

「自分の頭で考え、オリジナルを創りだす」という意識を

強く持っていなければなりません。

その一方で、下記2点には注意して避けたいところです。
・深く考えた結果、真似ればショートカットできるものがあるのに

すべてオリジナルに拘って、わざわざ遠回りするコストを払う。
・なんのスキルも、洞察もなく、安直な思いつきを他にないという

理由だけでオリジナルと呼んでアイデアを重宝する。

自分の頭で考え抜いた結果、既存サービスを参考にしたほうが

良いと判断したなら、それでよいと思います。
また先人の知恵を学ぶことを目的に、真似るのもよいと思います。

しかし、オリジナルを産み出せる会社を創れば競争力になるし、

逆にそうでなければ不必要な会社になってしまう
それをマインド面で強く意識しなければなりません。